日本語でいうと和音のことです。
ピアノの鍵盤で音を1つだけ鳴らしたとき、これだけでは明るい、暗い、楽しい、悲しいがなかなか伝わりにくいと思います。

 

しかし、指1本の演奏であってもメロディを弾くと感情が伝わります。
同じように指1本でなく、いくつかの音を同時に鳴らすと、やっぱり明るい、暗い、楽しい、悲しいが伝わります。

 

また、和音の知識がない人がとりあえず適当に3つ4つまとめて弾くと、不気味な感じは伝わります。(失礼しました。)

 

このように2つ以上の音を同時に鳴らすと、音と音との周波数の関係で、明るい、暗い、心地よい、気持ち悪い等が表現できるのです。

 

ギターでどれかの弦を鳴らしてみてください。
たとえば、1番太い弦なら「ミ」の音がなりますね。
次に12フレットを押さえて同じ弦を鳴らしてみると、1オクターブ上の同じ音が鳴ります。

 

これは、12フレットを押さえたときの弦の長さが、押さえないときの長さの半分になるように作ってあるからです。
弦の長さが半分になると、周波数は倍(周波数比1:2)になります。
周波数比がシンプルなほどしっかり混ざり合います。(協和する)

 

これは、複数の人が、1音づつであっても同時に鳴らすと、同じ効果となります。

 

一番混ざり合うのは同じ音同士ですが、それだけでは味気ないので、少し違う音も混ぜて見ます。
要は、違う周波数の音を混ぜることによって気持ち悪くならないように気をつけながら心地良い混ぜ方を探すわけです。

 

ざるそばにワサビを少しづつ入れて、限界を探るようなものでしょうか(ちょっと違うって。失礼しました)

 

混ぜ方の中には「不完全協和音程」という不協和音か完全協和音かどっちやねんて音程もあって、ジャズとかには好まれます。
ワサビの話もまんざら外してないとは思うんですが。。。。。

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