どうやってコードを変えるの?
コードにはたくさんの種類がありますが、大きくわけると2つの部分で出来ています。
A〜Gのアルファベット部分 + 数字の部分
アルファベット部分は何の音を中心として音を重ねていくかを表し、数字の部分は重ね方のルールを現します。
たとえば、
Am であれば、「A」 が音の中心で、「m」が重ね方のルールです。
F#7 であれば、「F#」が音の中心で、「7」が重ね方のルールです。
C であれば、「C」が音の中心で、「 」何もないという表記の重ね方のルールです。
このアルファベット部分は「ドレミファソラシ」に対応しています。(C=ド)
C |
★ |
D |
★ |
E |
F |
★ |
G |
★ |
A |
★ |
B |
ド |
★ |
レ |
★ |
ミ |
ファ |
★ |
ソ |
★ |
ラ |
★ |
シ |
★の部分は黒鍵盤です。マス目が右にいくほど音が半音高くなります。
F# となっていれば、F より右の★
Eb となっていれば、E より左の★のことです。
今回やろうとしているコードの変更とは、曲の中のコードのアルファベット部分をすべて同じマス目の数だけ同じ方向に動かそうということです。
前のほうのお話で、「ああ人生に涙あり」を例としていましたので、それをさっそく変換してみましょう。
この曲のなかでよく出てくるコードは Cm Fm G7 です。
今回はコードのアルファベット部分をすべて左に3つ動かして見ます。
Cm → Am
Fm → Dm
G7 → E7 となります。
これなら、簡単に弾けますよね。(^^)
さて、変更したままでギターを弾くと、原曲からくらべて相対的に音が低くなります。
カラオケのリモコンで「キー(Key)」を少しさげたイメージです。
今回、左に3つ移動したわけですから、フレット3つ分高い状態でギターを弾ければ原曲と同じキーとなります。
そのため使う秘密兵器がカポタストってやつです。
これをギターのネックに巻きつけます。今回でいうと3フレット目
これで元のキーで音が鳴ります。
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私はこれを使ってますが、安価なものから高価なものまで、たくさん種類があります。
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